Carte de séjour – Recherche d’emploi/Création d’entreprise (旧APS) -フランスでの高等教育機関の学位取得者
フランスでの高等教育機関の学位保持者あるいは学位取得の見込みがある留学生は、学業の終了後1年間有効の求職・会社設立のための滞在許可証(旧APS)を申請することができます。その場合、申請者は学業証明書を提出する義務があります。
2019年10月2日現在
目次
- Carte de séjour -Recherche d’emploi/création d’entrepriseとは?
- 取得条件
- 申請方法
- 申請書類
- 申請費用
- 新しい滞在許可書の引き取り
- 有効期限
- 有効期限終了後(滞在許可証の身分切り替え)
Carte de séjour -Recherche d’emploi/création d’entrepriseとは?
この滞在許可証では、以下の理由によるフランス滞在を認めています。
- 学位取得後に就職先を探すため
- 取得した学位と同じ分野における会社設立のため
滞在許可証の有効期間内に就職活動あるいは労働することができます。
取得条件
以下の条件に当てはまる場合:
- 学生身分の滞在許可証および有効期限内のパスポートを所持
- 一年以内に以下の学位を取得する事
- 職業学位 Licence professionnel
- 専門修士 Master spécialisé
- 科学部門修士 Master of Science (グランゼコール Grandes Ecoles評議会認定校における学位)
- 最低でも修士と同じレベルのその他の学位
申請方法
学生身分の滞在許可証の切れる2-3ヶ月以内にお住いの県庁または県庁支所にて申請する事ができます。パリに住んでいる場合、警視庁 Préfecture de Policeに出向きます。
申請場所は、フランス政府公式HP Service Publicのページから調べることができます。【Démarche】のタブをクリックし、【Ville ou code postal】の欄にお住まいの郵便番号を入力して検索します。
申請書類
以下の書類を提出します。
- 有効なパスポート
- 有効期限内の学生身分の滞在許可証
- 戸籍抄本(大使館にて翻訳を頼むことが可能)
- 住居証明(3ヶ月以内)
- 証明写真(3枚~8枚 *県庁によって異なる)
- 社会保険 Sécurité sociale 加入証明書
- 取得した修士相当の学位(後日の提出でも可、その場合卒業見込みの証明書 Attestation de réussiteを提出)
※書類に不備がなければ、レセピセ récépissé を受け取ることが出来ます。
申請費用
49€分の収入印紙
新しい滞在許可証の引き取り
申請した県庁Préfectureまたは県庁支所Sous-préfecture(パリの場合、警視庁Préfecture de Police)にて引き取り可能。
4ヶ月以内に県庁からの返信がない場合、申請は却下されたということになります。
有効期限
有効期限は1年で更新は不可。
有効期限終了後
1年以内に仕事を見つけた場合、または会社を設立した場合、滞在許可証の申請ができます。
参照 : フランス政府公式HP Service Public
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