衛生パス(Pass sanitaire)について
2021年7月21日より、イベントや50人以上が集まる場所へ入場するために衛生パスの提示が義務となりました。8月9日から、レストラン、カフェ、バー、ショッピングセンター、老人ホーム、長距離を移動する交通機関でも同様に衛生パスの提示が必要となります。
衛生パスとは?
衛生パスとは、コロナに対するワクチン接種完了又はコロナ陰性を証明するものです。QRコード付きの証明書が発行され、政府のコロナ対策アプリ「TousAntiCovid」または紙媒体で利用が可能です。
衛生パスを取得する方法は下記の通りです。
- ワクチン接種証明
- 72時間以内の陰性証明書
- コロナからの回復証明(6ヵ月以内)
「衛生パス」が必要な場所
2021年7月21日より、文化・スポーツイベントや50人以上の人が集まる場所での提示が必要となりました。
施設一覧:
- セミナー会場、貸し会議室
- サーカスなどのテント内
- コンサートホール、劇場
- 映画館
- 祭り
- 閉ざされた建物内でのスポーツイベント
- ゲームセンター、カジノ
- 宗教施設
- 展示会
- 動物園、テーマパーク
- 美術館
- 図書館 (大学、専門図書館を除く)
- 教育機関での文化行事
- 30以上の屋台などがある祭り
- 宿泊が可能なクルーズ
- ナイトクラブ
8月9日より、成人は以下の施設でも衛生パスの提示が義務となります。
- カフェ
- レストラン、バー(テラス席含む)
- ショッピングセンター(県の判断により異なる)
- 病院や老人ホーム(救急の場合は、衛生パス不要)
- 飛行機、TGV
衛生パスの対象者
18歳以上の成人が対象となります。
17歳以下の子供、青年は現時点で対象ではありませんが、8月30日より衛生パスの対象となります。外国人観光客も衛生パスの対象です。
詳細は下記のURLをご覧ください:
https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus/pass-sanitaire